ブックタイトルキャンパスネット 2018 SPRING 春 37号

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概要

キャンパスネット 2018 SPRING 春 37号

北関東・東北の音楽系大学で初の「吹奏楽・アンサンブル専攻コース」を新設宇都宮短期大学(須賀英之学長)は、平成30年度から音楽科に北関東・東北の音楽系大学では初となる「吹奏楽・アンサンブル専攻コース」をスタートします。同短大の音楽科では、ピアノ、声楽、弦管打楽器、邦楽などをそれぞれ専門に学べる11の専攻コースを設置していますが、新設された「吹奏楽・アンサンブル専攻コース」では、中学・高校などの教育現場における合奏指導に強く、地域の音楽活動においても指導・運営ができる実践的な能力を身につけた人材の輩出を目的としています。吹奏楽・アンサンブル専攻主任の益子徹准教授は、「一般的に音楽大学では、専攻楽器のプロフェッショナルを養成することが主目的になっていますが、実際の音楽活動の現場に接してみると、中学・高校での部活動指導や、地域の音楽団体のコンサート企画、運営方法、また楽器の管理方法(リペア)など実践的な知識を持ち、かつ指導ができるスペシャリストのニーズが高まっていると感じていました。今回、地域の多様な音楽育成の発展にも貢献したいという、強い想いからコースを新設しました」と、その設立経緯を話してくれました。カリキュラムの特長は、演奏に必要な基本的な技術や表現力を向上させるための専攻楽器レッスンのほか、楽曲編曲や指揮法・指導法などについても実践的な内容を学ぶことができ、卒業時には中学校教諭2種免許状(音楽)の資格を取得することも可能です。講師には演奏経験豊かな教員と、中学・高校の吹奏楽指導で活躍している田渕哲也、田村和久、林美智子、大塚裕一などの卒業生が担当します。キャンパスには、専攻コース新設を記念して改装されたアンサンブルホール(93席)があり、優れた音響効果を体現しながら学ぶことができます。また、キャンパス内には508席を擁するスタインウェイ社製のコンサートグランドピアノを備えた大ホール(須賀友正記念ホール)もあり、座学からレッスン、演奏会の実施まで、音楽を学ぶ者にとっては充実した環境が用意されています。音楽科の学科長である直井文子教授は、「将来、本学の卒業生から中学・高校の吹奏楽等で全国大会出場を果たす指導者や、生涯にわたって音楽の魅力を地域に発信できる人材を数多く養成していきたいと思います。6/2・7/21・8/18・9/29(全土曜日)にオープンキャンパスを開催(無料)しますので、友人やご家族と気軽に足を運んで、キャンパスライフを体験してほしい」と話してくれました。2宇都宮短期大学音楽科