ブックタイトルキャンパスネット 2018 SPRING 春 37号

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概要

キャンパスネット 2018 SPRING 春 37号

!!入突に10年目弁当スーパーとのコラボ宇都宮文星短期大学栄養士ユニット藤生惠子スーパーオータニとコラボするきっかけは、産学官(産:㈱セブンイレブンジャパン、学:宇都宮文星短期大学(栄養士ユニット藤生ゼミ)、官:栃木県)連携事業で開発したお弁当でした。もともと地域連携を模索していた本学にとってもうれしい出会いとなりました。地産地消、スローフードなど、意識はしていてもなかなか実現できないものですが、1全県下に展開している2専任のバイヤーと協力食品会社がある3テストキッチンがうまく稼働している(栄養士常駐)などの条件を備えたスーパーであったことで、学生の希望に沿った仕上がりになっています(利益度外視と聞いています)。コンセプトは、季節感(毎年10・11月発売)のある女性向けでちょっと贅沢なお弁当。栄養士の卵である学生は、*食べてほしい対象を具体的に決める、*自分も一緒に食べたいものを考える、*条件(エネルギーや食塩相当量や野菜の量)をクリアする、*食事バランスガイド(主食、副菜、主菜、牛乳・乳製品・果物)も意識する、などから、個人またはグループで献立を作成します。条件の一つは栃木県が示している「ヘルシーメニュー」(2016年までは、とちぎ健康づくり応援弁当)の基準1エネルギー650kcal未満2食塩相当量3g未満3野菜120gです。献立作成に続いて、お弁当ケースの決定、試作、試食、写真撮影を経て、いよいよスーパーオータニの担当者にプレゼンします。その際に学生は、お弁当への思いをしっかり語ります。担当者は資料を持ち帰り社内会議を経て採用お弁当が決定されます。因みに2017年度は5つの中から2つが採用となりました。学生は、自分たちの開発したお弁当が売り場に並び、それをかごに入れてレジに向かうお客様を見て、社会に繋がるということ、栄養士としての自覚ややりがいに気づく機会となっています。2018年で10年目となります。学生たちの豊かな発想を私も楽しみにしております。皆様も、2018秋、ご期待ください。試作風景当弁き焼のゆず胡椒きと鶏肉焼のカレー鯖え添チキン麹塩のカレー菜野と豆ひよこ第1回スーパーマーケットお弁当・お惣菜大賞お弁当(米飯)部門準グランプリ受賞日本食糧新聞社惣菜・べんとうグランプリ2014健康・ヘルシー部門金賞(グランプリ)受賞3